平成19年度同窓会総会&懇親会
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平成19年8月12日(日)、伊勢観光文化会館において山高同窓会総会が開催されました。
今年度は山高8期及び44期が招待されました。先ず、総会に先立って恒例の記念講演が行われました。山高8期の浜千代氏が、今回の講師をして頂く浜口智尋氏(山高8期)を、8期生一番の逸材でノーベル賞候補の一人と紹介されました。そして、浜口氏が「エレクトロニクス時代を築いた天才科学者たち」と題して、講演が始まりました。浜口氏は、現代の子供達の理科離れを防ぐ取り組みにご尽力されていることから、今日のお話は本日出席の同窓生のお子さんやお孫さんに伝えて欲しいと言われました。
そのお話は、ギリシャにおける自然科学の発祥、アリストテレスからガリレオそしてケプラーの話からでした。そしてイギリスの天才たちの話に進み、ニュートンの逸話から、イギリス人がもっとも愛する科学者マイケルファラデーについて語られました。さらにショックレー、バーディーン、ブラディンによるトランジスター発明のお話、シリコンバレーの主と呼ばれ、後にインテル社を設立したロバート ノイスの話等に及びました。最後に、科学者というのは挫折の連続である。学生諸君は悩まず、前を向いて勉強して欲しいと言われました。
しばし休憩の後、廣山先生(山高32期)の司会で総会が進められました。牛場副会長(山高14期)の開会の辞で始まり、池田六太郎会長(山高19期)の挨拶がありました。お亡くなりになった西山保史前同窓会長のご冥福を祈り、記念講演のお礼を述べられました。その後、荒井学校長が挨拶をされ、名門山高の復活に向けての改革を話されました。続いて、森岡先生(山高30期)から各支部役員のご紹介があり、田中氏(山高19期)が議長となり議事を進行しました。全ての議案が滞る事無く承認され、最後に藤原副会長(山中49期)が閉会の辞を述べられ総会は終了しました。
そして会場の準備が出来ると、安田(山高23期)、藤村(山高36期)両氏の司会で懇親会が始まりました。最初に、小山先生指揮の、合唱団プラチナ2000の歌があり(牧場の朝、我は海の子、故郷)、参加者最高齢の中西氏(山中36期)による乾杯の御発声で懇談となりました。途中山高8期生の5名が、原語でサンタルチアを歌い会場を魅了しました。そして招待期の井倉氏(山高44期)の挨拶と恒例の山中、山女、山高の校歌を歌って閉会となりました。
山中寄宿舎煙突の取り壊しについて 会長 池田六太郎
山中寄宿舎跡地に現存しています「寄宿舎煙突」については、伊勢市船江・神鋼電機・五十鈴寮敷地内に昔を偲ばせる姿で100年以上の歴史を刻んでおります。
今般、神鋼電機より三交不動産に敷地が譲渡され、12階建のマンションが建設される予定です。神鋼電機及び三交不動産から、耐震上又建築上どうしても取り壊さざるを得ない旨相談がありました。正副会長会、役員会等において検討しましたが、所有権及び今後の防災上の問題等を考慮し、止むを得ないとの結論となり、8月の同窓会総会において報告いたしました。但、三交不動産より、同敷地内にメモリアルプレート等の構造物を設置し、永く山中寄宿舎煙突跡を記録に留める旨の約束をいただきました。現在、建物の解体作業が進んでおり、過日、三交不動産より下記のとおり煙突解体日の通知がありましたので会員の皆さんにご報告をいたします。
記
1.解体日 平成19年10月25日(木) (状況により日延する場合があります。)
2.場 所 伊勢市船江一丁目
2007年6月17日 「古野光昭 お伊勢さんJAZZ CONCERT」開催のお知らせ
山高17期の古野光昭さんのコンサートが、平成19年6月17日(日)に行われます。
古野光昭さんは、現在日本を代表するジャズベーシストとして活躍されていますが、山高創立百周年記念事業に合わせ、日野皓正氏をゲストに迎えてジャズコンサートを行ったことを覚えていると思います。その際は、合唱部、ブラスバンド部のOB等で実行委員会を組織し、同窓生の多大な支援を受けて、コンサートの収益金をプラチナホールの建設資金に協力することが出来ました。
また、2003年秋、山高にゆかりのある国際的映画監督・小津安二郎氏の生誕100年記念事業として開催されたコンサート「OJAZZ」において、古野さんが小津監督を偲び、故郷“伊勢“への自らの想いと重ね合わせながらコンサートのために書きおろした曲「故郷へのオマージュ」が披露されました。そして昨年末、この「故郷へのオマージュ」をタイトル曲にしたアルバム「iSE 伊勢」がリリースされ、全国ツアーが行われているところです。
今回のコンサートには、ゲストとして、ニューヨークを拠点に世界を舞台に活躍しているピアニスト小曽根真氏に特別出演頂くことができました。
また、ドラムは人気実力とも日本のトップに君臨する大坂昌彦氏が加わり、ジャズファンでなくともワクワクするような夢のトリオによる豪華セッションが繰り広げられることになりました。
式年遷宮にかかる20年に一度の“お木曳き“も2年次を迎え、木遣りとワン鳴りが響く伊勢で、最高のメンバーによる最高のJazzを伊勢の地から全国にSWINGさせていただきと思っています。
コンサート情報
名称 古野光昭 お伊勢さん Jazz Concert
日時 平成19年6月17日(日) 午後5時開演(予定)
場所 伊勢市観光文化会館 TEL 0596‐28‐5105
チケット(指定席・自由席)は、伊勢市観光文化会館(TEL 28-5105)、チケットぴあ(TEL 0570-02-9999【Pコード253-941】)などで取り扱っています
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第14回 山高同窓会名古屋支部総会開催のお知らせ
日時 平成19年4月22日(日) 総会:11時00分〜12時00分 懇親会:12時00分〜14時00分(終了後二次会カラオケ予定)
場所 名古屋国際ホテル(若竹紅梅の間) 名古屋市中区錦3丁目23−3 電話:052−961−3111
平成19年度 同窓会総会&懇親会のお知らせ
日 時 平成19年8月12日(日)
会 場 伊勢観光文化会館(近鉄宇治山田駅前)
※平成19年度の招待期は山高8期・山高44期です。招待期の方々には、招待ハガキを発送します(招待期の方々は懇親会費は無料です)。招待期以外の皆さんも是非ご参加下さい。(なお、招待期以外の懇親会費が必要です。)
平成18年度同窓会総会&懇親会
平成18年8月13日(日)、伊勢観光文化会館において山高同窓会総会が開催されました。今年度は山高7期及び43期が招待され、大勢の同窓生が参加しました。
まず、総会に先立って恒例の記念講演が行われました。山高7期代表の白井氏が、今回の講師をして頂く赤塚氏(山高7期)のプロフィールを紹介され、続いて登壇した赤塚氏が「わが体当たりマスコミ論」と題して、40年の雑誌記者生活を振り返ってお話しをされました。赤塚氏は冒頭で、この場でお話し出来る喜びを、同窓会長及び同窓会に感謝されました。政治家を志した若き日、雑誌記者として活躍していた頃のエピソードなど、硬軟織り交ぜた興味深いお話に時間を忘れました。特に、水俣病の摘発に繋がった記事のお話などは、新聞社と雑誌社の違いを超えたメディアの力と言えるでしょう。そんな中、今新聞の発行部数は毎年一万部ずつ減少し、変わってインターネットによる情報収集が年々増加しているとのことでした。時代主義のマスコミが発する情報から、今や全員がニュースキャスターになる時代。それ故に、情報を疑う目を持たなければいけないのだそうです。最後に高校野球のお話をされました。第一回全国高等学校野球大会に出場した高校の中で、唯一その後出場していない学校は山高(当時は山中)だけだそうです。甲子園出場、化石復活という見出しが躍ることを祈って講演は終了しました。
しばし休憩の後、森岡先生(山高30期)の司会で総会が進められました。湊副会長(山女昭和18年)の開会の辞で始まり、池田会長(山高19期)の挨拶がありました。4月にお亡くなりになった松本俊二船陵会会長のご冥福を祈り、記念講演のお礼を述べられました。その後、荒井学校長が挨拶されました。現在の山高の目標を話され、同窓会の母校に対する想い、伝統の重みを感ずると述べられました。続いて、牧田先生(山高21期)から各支部役員のご紹介があり、田中氏(山高19期)が議長となり議事を進行しました。全ての議案が滞ることなく承認され、最後に藤原副会長(山中49期)が閉会の辞を述べられ総会は終了しました。
そして会場の準備が出来ると、安田(山高23期)、藤村(山高36期)両氏の司会で懇親会が始まりました。最初に、小山先生の指揮によるプラチナ合唱団がすばらしい歌声を聴かせてくれました。(海、我は海の子、故郷) その後、参加者最高齢の広氏(山中35期)による乾杯の御発声で懇談となりました。最後に、招待期の山高43期生代表からの挨拶と恒例の山中、山女、山高の校歌を歌って閉会となりました。
第16回 宇治山田高校教育講演会が開催されました
演題「伊勢の鯛と江戸の鰹 −食文化を楽しもう−」
講師 宮本 徳蔵 氏 (宇治山田高校2期) 作家
日時 平成18年7月22日(土)午後1時30分〜3時10分
場所 伊勢商工会議所 5階大ホール
主催 宇治山田高校・宇治山田高校PTA・宇治山田高校同窓会
講演の概要
20年ごとの遷宮を始めた持統女帝は、たびたび伊勢志摩に行幸した。美しい女官たちと共に船遊びし、新鮮な魚を召し上がった。海の彼方のユートピア、とこよの国から打ち寄せる波に育てられたアワビ、エビ、フグ、サメは生臭くなかった。
江戸時代になると、将軍や大名の食べるタイを生きたまま届ける技術を鳥羽の商人が考え付き、大金をもうけた。庶民はカツオ、マグロを好み、今日に至るまで伊勢が最大の供給源となっている。
タイはエビスさまの使い姫。もとは海峡の怖い神だったのが、幸福をもたらす妖精に生まれ変わった。同じグルメといっても、アメリカ人、フランス人は胃袋で味わい、日本人は舌の先を使う。文化の違いがあらわれて面白い。
東京支部18年度総会&懇親会が盛大に開催されました
6月4日(日)東京支部18年度総会&懇親会盛大に開催
同窓会東京支部総会&懇親会は6月4日(日)東京港区芝公園の東京プリンスホテル「プロビデンスホール」において、郷里から学校長、同窓会長、事務局次長、恩師で元山高校長富内先生、各支部からは、名古屋・副支部長、北勢・支部長、副支部長、大阪・支部長、同郷他校との役員相互に親睦交流をする宇治山田商業高校同窓会東京支部から支部長、副支部長、事務局長、伊勢高校同窓会から副会長、同関東支部から支部書記、事務局長、当番幹事、式年遷宮お木曳き行事をPRで、伊勢市から観光政策課係長の来賓をお迎えし、総勢186名が集い盛大に開催され支部役員はお木曳き法被姿で登場、場内遷宮ムードを演出いたしました。
12時、副支部長の開会の辞ではじまり、本日のゲスト 新潮社「週刊新潮」元編集長の赤塚一さん(高7)が『マスコミ オフレコ話』と題して講演、自民党政争、ロッキード事件、リクルート事件など数々の話題を披露。切り口は「週刊誌は見出しに踊らされず疑ってかかれ 真実報道というよりも商業的内容が多い」で場内は時間の経つのを忘れるほどの内容に傾注していました。
続いて第1部総会では、事務局補佐の司会進行で支部長さんが赤塚さんの謝辞を交え挨拶、来賓を代表して同窓会長、学校長が挨拶され、総会に入り事務局長が議長を務め事業報告、会計報告がなされ満場一致で承認されました。役員選出では、支部長の後任に大西副支部長(高9)が支部長に就任、角屋さん(高10)が副支部長に就任しました。
第2部懇親会に入り、事務局補佐の司会進行で中北さん(中44)が乾杯の発声で歓談に入りました。88歳になられる富内先生の余興手品が飛び出し、拍手喝采、大いに懇親会を盛り上げてくださいました。恒例の山中・山女・山高の卒業年代別の記念撮影と三校校歌斉唱、名残惜しい総会&懇親会もお開きとなりました。
このあとは、恒例の二次会、地下のカラオケルームに移動、世代を超えて時間の経つのを忘れてしまう雰囲気でした。
※東京支部では定時総会のほか分科会組織「山高歩こう会」、東京三重県人会大会など各種行事に参加するなど積極的な活動を展開しております。
首都圏に在住の同窓の皆さん、ぜひ、お気軽にご参加下さい。
山高7期同窓会(2次会)のご案内

宮川堤の桜も散り始めました。花吹雪の中を歩いているととても気持ちがいい。度会の山々は霞の中に横たわり、のどかに雲雀が鳴いています。
3月18日(土)還暦の祝いを兼ねて山高17期の同窓会を開催いたしました。参加者105名(先生含む)
受付のロビーのあちこちで懐かしさに話が弾み、ワイワイガヤガヤ・・・。クラス会状態。PM4:00入場。オールディズのB.G.M.にのり、足どりも軽やか。曲目はエディ・ホッジスのコーヒー・デイトから始まり、ブルージーン・ビーナス、悲しき片思い、悲しき街角、夢のデイト・・・。
正面のスクリーンに映し出される当時の写真、校門の風景、クラブ活動、運動会、遠足、修学旅行、どれも懐かしい一シーンです。一気に18歳の頃にタイムスリップしてしまいました。
橋本会長の挨拶の後、中根先生の音頭で乾杯!友達に会えた喜び、恩師にお目にかかれた悦び、人生をここまで来れた慶び。各クラスごとのテーブルにはそれぞれ話の花が咲きました。
やがてフォークダンスの輪が出来て、ムードは最高潮に・・・。ステップの懐かしさに・・・。あの人の手の懐かしさに・・・。気が遠くなるほどうれしかったのは僕だけではなかったはず。
17期卒業アルバムの編集後記に「思い出は雲に似ている。思い出は儚い。ふと悲しくなったとき、また進むべき道に迷ったとき、そっとひもといて見て欲しい。それが何かの力になれば・・・。」とあります。思い出はいきている限り次々と生まれてくるものです。その思い出たちを胸に抱いて、又明日に向かって歩いて行こう。還暦を迎えて皆生まれ変わったのだから。
ではお元気で。またお会いしましょう。
十八歳の笑顔集まる春の宵 育子(B組)
還暦のフォークダンスやおらが春 将司(F組)
尚、会費の残りは山高同窓会に寄付いたしました。
山高同窓会世話人一同(2006.4.14)